カメレオン★★☆☆☆
カメレオン2008年 日本
監督 阪本順治
出演 藤原竜也
    水川あさみ
    塩谷瞬

松田優作の世界観を今の俳優達でやったらどうなるのか?と言う事で出来た映画(嘘)。日本映画界のアクション作品は衰退の一途を辿っているだけに、こういう作品が作られるのは素直に嬉しい。しかし、作品自体は何だか薄味なものであった。

ストーリー:主人公である野口伍郎は仲間達と結婚詐欺を行いながら小銭を稼いでいた。ある日の犯行の途中、政府の重役の拉致現場を目撃してしまう。仲間はそれを餌にさらに稼ごうと考えるが、伍郎は反対する。しかし、闇の力に関わってしまった事により、仲間達はひとりずつ消されていくことになる。

まず特筆すべきは藤原竜也の演技。と言うか、この映画で素晴らしいところはそれしか無いと言っても過言ではない。クセのある役柄を、時にコミカルに、時にワイルドに、そして最高にカッコよく演じきっていた。ベストな配役と言えると思う。ただ僕的には過剰過ぎる感じもした。特に怒りに震えるシーンはあまりに過剰すぎたために笑ってしまった。良くも悪くも印象に残る演技である。

期待していたアクションはイマイチ。藤原竜也は頑張っているが、やはり不慣れな感じが出てしまっていた。受けのアクションも不自然で、詰めが甘い印象。カーチェイスや銃撃戦とアクション要素はふんだんに盛り込まれたが、手堅くまとめられているが故にインパクトに欠けていた。あと、ラストの銃撃シーンの武器交換を行う意味が分からない。敵もいい奴だからのっちゃうし。あのシーンはカッコいいけど、不自然すぎた。

そろそろアクション邦画で素晴らしい新作が欲しいところ。近年の邦画が元気なだけに、これからどんどんアクションも出していって欲しい。

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【2008/08/15 16:37】 | ★★☆☆☆ トラックバック(0) |

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スナッフ(SNUFF)★★☆☆☆
監督: ロベルタ・フィンドレイ1976 アメリカ
監督 ロベルタ・フィンドレイ
    マイケル・フィンドレイ




本物の殺人現場が納められた映画!ってのがこの映画。上映当時、配給会社が試写を行わず、前情報を一切無しにして上映したためにヒットしてしまった作品である。ワイドショーにも取り上げられたり、X指定になった事などにより話題が話題を呼んだそうな。かく言う僕も、『前から見てみたかったんだ!』と思っていて、レンタルDVDを発見したので喜び勇んで見ました。そしたらあまりのつまらなさと内容の無さと下手さに驚いた。この映画、本当に友人と一緒に見て良かった。一人で見ていたら死にたくなるくらい酷い作品だ。

この映画がどんな映画なのかはこのサイトに詳しいので見て欲しい。

本当につまらないし、ラストのスナッフシーンの出来は最低だし、内臓っぽいのはタオルに見えるしで、どこから突っ込めばいいのか分からない。ただ、監督が内臓を持ち上げた瞬間に友人が『取ったどおおおおおおおお!!!!』と叫んだのが面白かったので、★二つにしました。映画関係無いね。

そういやマドンナの『ボディ』の続編が「撮影中に女優がレイプされた!!」って言うふれ込みの作品だったと思うのですが、誰か覚えてる人いませんか?今ネットで調べても『ボディ2』なんて映画ヒットしないのですが。絶対レンタルビデオのパッケージを見たと思うんだけどなぁ〜。高1の時に。何故か鮮明に覚えているのは僕がエロイからです。異論はありません。

追記:『ボディ2』は『スネークアイズ』ってタイトルでありました。いつの間にかタイトル変わってんの。しかも『ボディ』と全く関係ない作品なのね。ってか何が一番驚いたのかって、主演がハーヴェイ・カイテルに監督がアベル・フェラーラと、『BODY』の数十倍もきちんとした作品のようだと言うこと。ちょっと見たい。

【2008/01/21 03:42】 | ★★☆☆☆ トラックバック(0) |


そーた
コメントありがとございます。
あの友人の一言が無かったらと思うとゾっとしてしまう程、つまらない作品でした。
本当に友人と見てよかったです。

よかったらまた遊びにきてください。

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超立体映画 ゾンビ3D(NIGHT OF THE LIVING DEAD 3D)★★☆☆☆
超立体映画 ゾンビ3D(NIGHT OF THE LIVING DEAD 3D)2006年 アメリカ
監督:ジェフ・ブロードストリート
出演:ブリーアナ・ブラウン
    ジョシュア・デローシュ
    シド・ヘイグ

断言しよう。この映画最大の面白い部分は、映画を見終わった後に友人とする映画への突っ込みの会話だ。

元祖ゾンビ映画であるジョージ・A・ロメロの『NIGHT OF THE LIVING DEAD』のリメイク作品である。何故今更?と思ったが、オリジナルの著作権が期限切れしたからだそうだ。なんと安易な商業国アメリカらしい話。しかもこれはゾンビが飛び出る3D映画。「子供の頃やったことあるね。雑誌についていた。3Dメガネかけ。ウルトラマン、ウルトラマン、セブン!」の3Dメガネが付いて来るのだ。このメガネをかけたのも小学2年生くらい振りだろうか。なんだかアンニュイな気持ちにさせてくれた。

尚、今回の感想は「映画として見た感想」と「僕的感想」の二本立てになっております。

「映画として見た感想」
とりあえず、演出が下手過ぎて驚く。冒頭からゾンビが出て、「お。テンポ良いな」と思ったが、その後随所で見れるグダグダっぷりが尋常じゃ無い。まずゾンビが凄く弱そうだ。動きがトロいのは分かるけど、力も人並みってどうなんだ。なので、あんな奴に殺されるのかが理解出来ないし、恐怖心が全く沸かない。そんな中を逃げ惑う人々だが、逃げ方もグダグダしていて見ていて腹が立つ。アクションの迫力も無いし、グロシーンもほぼ無いと言ってもいい。なによりゾンビのメイクが安すぎてゲンナリだ。僕には顔に紙粘土をハっ付けているようにしか見えなかった。これほど安い映画を劇場公開しようと思った配給会社の正気を疑った。

そして見所の3D部分。正直内容が駄目でもこっちが良かったら「映画館で見たかいがあったかな」と思える。みんなその3Dの部分を期待して見に来ているのだ。しかし蓋を開けてみれば、こちらも赤点であった。総じて評するなら「3Dにすべきシーンを普通に描き、どうでも良い部分を3Dにしている」だ。画面に向かって蹴るシーンや、殴るシーンに3Dを使わず。標識やタバコの煙に3Dを使っているのだ。これには驚いた。製作者の意図が全く分からない。途中どうでもところで弾丸がスローで浮かび上がるシーンがあったのに、ラストの重要な射撃シーンは普通に描きやがったり等、例を挙げたらキリが無い。ゾンビがどんどん浮かび上がるのかと思ったが、そんなに浮かび上がらない。2〜3箇所ぐらいだ。なんだこりゃ。

そんなわけで、『NIGHT OF THE LIVING DEAD』が好きな人は見ない方が良い。勿論ジョージ・A・ロメロは制作に全く関わって居ないが、オリジナル脚本に名前を使っている。それすらも冒涜だと思え、怒りを覚える。そして、こんなクソ映画を配給する会社の将来が心配になる。そんな映画だ。


「僕的感想」
冒頭から“ヒロインが転ぶな”と思った場面で見事に転び、バッグの中を探り出してナイフ?のようなモノでスカートにスリット(しかもご丁寧に股の部分に)を作った時点で【あ。こりゃコメディだな】と思った。そう思って見たので僕は大いに楽しめましたよ。納屋のファック声に惹かれて向きを変えるゾンビは只のエロ集団にしか見えないし、逃げる女も全裸と言うサービス精神旺盛さ。方や男はしっかりパンツを穿いているあたり“分かっているな”と思わざるを得なかった。そこからはパロディとしか思えないシーンのオンパレードだ。突っ込みを入れながら見たら相当楽しい作品だろう。まさにニコニコ動画向けの映画だ。オリジナルの『NIGHT OF THE LIVING DEAD』が映画の中でテレビ放映していて安易で素晴らしい。酒を飲みながら見たい映画だ。

そして、何より一番の突っ込みどころは映画宣伝ポスター(上の画像)だ。R15指定の作品なのに子供が見ている。これには吹かざるを得なかった。素晴らしい。映画だけで無く、ポスターにまで突っ込みどころを持ってくるとは。そのあまりのサービス精神旺盛っぷりと、こんな映画を劇場公開に踏み切った映画館の勇気、そしてこんな映画を配給する事にした配給会社に拍手を贈りたい。バカばっかりだ。

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【2007/11/20 23:40】 | ★★☆☆☆ トラックバック(3) |

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女帝 エンペラー(THE BANQUET)★★☆☆☆
女帝2006年 中国
監督:フォン・シャオガン
出演:チャン・ツィイー
    ダニエル・ウー
    グォ・ヨウ

おしり!おしり!

シェイクスピアのハムレットを中国歴史風に当てはめた本作。主演にチャン・ツィイーを向かえたが、なんだかなぁ〜な作品になってしまった。僕に言わせればこの作品はチャン・ツィイーのお尻が撮りたいが為に作った映画である。そのシーンしか頭に残っていない。もちろんそれは僕の頭がエロいからである。反論はしない。

ハムレットを知らない僕はストーリーでは退屈しなかったが、アクションシーンで退屈してしまった。コテコテのワイヤーアクションはもう飽きられている産物なのでやらない方が良い。水面下や地面に隠れていた者がゆうに3メートルは飛び上がり攻撃を仕掛けるのだ。もうシュールの域にすら達しつつある有り得ないワイヤーアクションは見ていて興醒めだ。本来退屈させない為のアクションシーンで退屈してしまうとはまさに致命的である。

褒められるとこは4つ。
まず台詞。シェイクスピアっぽい台詞まわりは評価できる(例えば「私が火だったらあなたは食べるの?」「食べてその火で心を暖めよう」など)。
そして美術。大掛かりであり細かい美術セットは美しかった。ただ近衛兵とかのダースベイダーみたいなお面はどうにかならなかったのか。あれはお笑い要素の一つになっている。
あと短剣に紐をつけて振り回すシーンのアクションも上手かった。

そして最大はチャン・ツィイーのお尻。良いお尻でした。お風呂を泳ぐ時もお尻だけを浮き出してくれて、この監督は良く分かってるな〜と思った。因みに映画的に見るとこのシーンの重要性はありません。完全に監督個人の趣味だと思ってしまう。

ハムレットを知らない人は楽しめると思います。ワイヤーアクションに目を瞑ればね。

【2007/06/15 23:19】 | ★★☆☆☆ |
蟲師★★☆☆☆
蟲師2006年 日本
監督:大友克洋
出演:オダギリジョー
    蒼井優
    江角マキコ

中身・特にラストがウンコ

人気コミック原作。「AKIRA」の大友克洋が初実写映画を監督するとあってそりゃ期待しない方が野暮ってものですよって感じの映画。そりゃ多くの人が期待して見たでしょう。しかし僕は前評判を知っていたので全く期待しないで見た。そしてやっぱり思った通りだった。大友克洋は映画を作れば作る程下手になっている気がするのは気のせいだろうか。映像ばっかりに気がいって中身がスッカラカンのプップクプーであった。原作ファンですらガッカリな内容、原作未見の僕にとっては「なんだこりゃ?駄目だこりゃ!」であった。

ストーリー(超ネタバレ&僕の見た限りでは)
蟲っていう妖怪みたいな奴らが居る世界(現代に置き換えると明治初期)、蟲師と呼ばれる蟲によって起こった人間の不具合を治療する医者のような人達がいた。ギンコは人を治療しながら旅する蟲師。まず宿先の人を助けでみんなハッピー。その後、生まれながらに蟲に憑りつかれている淡幽って女の子を助けてハッピー。でもその後遺症でおかしくなったギンコは歩くのも覚束ない状態で旅に出る。でもその旅の中で普通に回復する。そんで虹を追いかけていた奴と虹見て別れて自分の第二の母親を助ける過程を映して終わり。みんなハッピーハッピー♪

って何だこれ?
本当にこんな終わり方。あれ何だったの?本当に分からない。原作読めば分かるのかな?原作読めってことなのかな?その為の映画なの?ひょっとして。

この映画の評価できる点は3つ。
まず映像。CGと実写の融合は全く違和感を感じさせない丁寧に作りこまれている印象。(特殊メイクは酷いけど)映画の中に入り込みやすい雰囲気は出ている。その辺はさすが大友克洋と言ったところだ。
次にロケ地。蟲師特有の世界観を余すところ無く発揮できるロケ地であると思う。さらにその森のグリーン色をくすませ、完璧な世界観を作りこんだ。拍手を贈りたくなる作りこみようである。
最後に俳優。この映画の面白いと思えるところのほとんどは俳優のおかげだと思う。ってか、僕個人がオダギリ・ジョーと蒼井優好きなのでかなり贔屓目で見てしまったが、それでもこの二人の存在感は絶大だったはずだ。他の俳優がやっていたらもっとツマラナイものになっていたように思える。

以上が褒められるところ。他は全く褒められない。まず大友克洋らしい(?)人物描写の甘さ。もっと作りこめば映画に深みを与えられただろうに、時間をかけている割にはスカッとした感じの人物描写は見てて退屈に思える程であった。
そして映画の構成。過去と現在の物語が全くリンクしないまま進むのはどうにかならなかったのか。内容自体は大切なものなのでもっとリンクさせながら描いて欲しかった。両方共飛び飛びで内容を描くので何も知らない僕は混乱した。
そして説明不足が圧倒的に多い。特にラスト。全く意味不明。あれで解決だったの?僕には何も解決されないで終わったようにしか思えなかった。あまりの唐突のラストに鳥肌が立った後に笑ってしまった。これは酷い。早くも今年一番酷いラストの映画が誕生してしまった。

大友克洋はこれからどうなるのだろうか。そろそろ「AKIRA」を思わせるものを作って欲しいと思うファンは多いだろう。僕もその一人である。大友復活を願ってやまない。

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【2007/04/06 00:58】 | ★★☆☆☆ |


ひろみ
ひろみ と言います

私の韓流サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きました

http://blog.livedoor.jp/kabukom1175/archives/50980547.html



はじめまして
森山ネム太郎
まあ・・・原作を読んできた者としてはそれなりに、覚悟はしていたので、
地味な映画になるだろうと思っていたら・・・やっぱり地味!!

それほどガッカリすることは無かったけれどね・・・。

ただ・・・あれほどヌイをラストまで絡ませてきたのには驚いた。
ぼくの連載中の記憶では、ヌイとは沼の時点で決別していたような記憶があったからだ。
設定の説明不足は・・・原作自体も同じですから。

それから、原作自体スカッとしない切れの悪さが残る話も多々あって、
大友監督が失敗したわけではないと・・・思いたいな。




そーた
はじめまして!コメントありがとうございます!

ラストは原作と違うのですか。それじゃあのラストは謎のままですね。
ってか原作もスカっとしない終わり方だとは思いませんでした。評判の良い漫画なので、内容も分かる物だと思ってました。原作を見たらこの映画の見方も変わるかもしれません。原作を読んでみようと思います。

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